神社とお寺の違い、5つのポイント
友達から「神社とお寺は何が違うの? 神社は神様だけど、お寺は何?」と尋ねられました。
「えっ」と思いましたが、まわりの人に聞いたところ、明確に答えられる人は少数派でした。
そうか、神社とお寺の違いを、よく知らずにお参りしている人がけっこういるのかと思い、
神社とお寺の違い、基本の5つのポイントをまとめました。
ポイント1 神様と仏様
神社は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)、大国主命(オオクニヌシノミコト)などの、日本の神様が祀られてます。
お寺は、お釈迦さま・阿弥陀さま・観音さまなど、インドからやって来た仏様を祀っています。
ポイント2 神道と仏教
なので、神社には神主・宮司・巫女がいて、神様にお仕えしています。
お寺は、僧侶・住職・尼僧など、いわゆるお坊さんが、お勤めや修行をしています。
ポイント3 鳥居と門
神社の入口には鳥居がありますが、お寺には、山門や仁王門と呼ばれる門があります。
門の中には「阿形(アギョウ)」と「吽形(ウンギョウ)」の金剛力士像が、安置されていることが多いです。
ポイント4 参拝方法
神社は、パンパンと手をたたく『二礼 二拍手 一礼』なのに対して、お寺は、静かに『合掌』します。
ポイント5 ご神体と仏像
神社は神様(ご神体)を直接拝むことはできません。
しかし、お寺では仏像として仏様を間近に拝み見てお祈りすることができます。
以上、簡単ですが神社とお寺の違いを簡単にまとめました。