神仏欲な日々

神仏欲(しんぶつよく)とは、神社とお寺のことが好きでたまらない、愛欲のこと。

初夏の京都で合格祈願と阿弥陀如来に会いに行きました (後編)

更新がとても遅れてしまいました^^;
後編です。


お腹がふくらみまったりしたあと、法金剛院へ行きました。

五位山 法金剛院(ほうこんごういん) 律宗のお寺です。
関西花の寺第十三番に指定されています。

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蓮の花が有名で、7月になれば庭の池は蓮で覆いつくされるそうです。
5月はまだまだ小さな葉っぱだけでした。

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ご本尊の阿弥陀如来坐像は奥にある仏殿に安置されています。
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お堂に入ると真正面にいらっしゃいました。丈六の大きな阿弥陀様です。
※丈六像とは立像のたけが、一丈六尺=約五メートルある仏像。座像ではその半分)の高さ

平安時代に大流行した定朝式の阿弥陀像です。宇治平等院阿弥陀様にそっくりなタイプですね。
定朝さん(仏師)は当時の貴族に大人気だったそうです。特に藤原氏に。

大きいので圧倒されそうですが、優しいお顔なので、穏やかな気持ちになります。

隣に厨子に入った十一面観音があります。
こちらはきりりとしたお顔立ちで、豪華な装飾が施され見応えがあります。
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蓮の花はもうすぐ見頃になると思います。