神仏欲な日々

神仏欲(しんぶつよく)とは、神社とお寺のことが好きでたまらない、愛欲のこと。

北野天満宮と御土居の青もみじ


伏見稲荷大社の前に、北野天満宮へ行きました。
昨年の今頃合格祈願をしたので、そのお礼参りです。

http://kamibutsuyoku.hatenablog.com/entry/2015/05/20/163457

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"楼門"

北野天満宮太宰府天満宮と並び、全国で最も有名な天満宮です。
全国約12,000社の天満宮(または天神社)の総本社です。
ちなみ、太宰府天満宮総本宮とうたっています。

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"三光門(国指定重要文化財)"

ご祭神は菅原道真公。
「学問の神様」として有名ですね。

道真公は優秀な学者・政治家でしたが、藤原氏の策謀により太宰府に左遷させられ、わずか2年後その生涯を閉じました。
その直後、平安京ではさまざまな天変地異が発生し、道真公の左遷に関わった人たちが亡くなりました。
祟りと恐れられ、その怒りを鎮めるためこの地に道真公を祀ったのが、北野天満宮の起源です。

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"本殿(国宝)"

祟りが怖くて建てた神社が、庶民の信仰を集め全国に広がったのは、なんとも面白いです。

梅と牛


道真公は梅をこよなく愛していたので、神紋には梅があしらわれています。
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"梅鉢紋"

また、牛に関する伝説も多く残されており、牛の像が必ずあります。
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"神使の臥牛像"

御土居の青もみじ


この時期は、天満宮の敷地内にある御土居が一般公開されて青もみじを愛でることができます。
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散策していると可愛い鳥のさえずりがたくさん聞こえました。
(画像中央にエナガが止まっています)