神仏欲な日々

神仏欲(しんぶつよく)とは、神社とお寺のことが好きでたまらない、愛欲のこと。

桜満開の京都 〜聖護院門跡〜

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春の京都の聖護院門跡(しょうごいんもんせき)へ行きました。

本山修験宗(ほんざんしゅけんしゅう)の総本山です。京都市左京区聖護院中町にあります。

 

門跡とは

皇族・公家が住職を務めていた寺院を特別に門跡と呼びます。

京都には13の門跡寺院があります。

知恩院、青蓮院、妙法院、曼珠院
三千院、聖護院、実相院、仁和寺
大覚寺毘沙門堂随心院、勧修寺
三宝

門跡巡りをするのもいいですね。

 

宸殿(しんでん)

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普段非公開なので、外から眺めるだけでしたが、市松模様砂州が素晴らしいお庭です。

天皇の仮御所にもなった格式高い寺院なので、内部には狩野派の障壁画が百余点もあるそうです。

秋に特別公開がありますので、機会があれば拝観したいと思います。

 

宸とは"天子・帝王のすむ所"という意味があります。

 

仏像

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阿弥陀如来立像  出典「聖護院門跡HP」

 

この日拝観できたのは、寺務所の二階に安置されている、不動明王立像、阿弥陀如来立像、役行者像(えんのぎょうじゃぞう)です。

特に、阿弥陀如来は珍しい「逆手阿弥陀如来像」です。

通常、右手を上に左手を下にする印をしていますが、こちらの阿弥陀様は逆になっています。

本堂と宸殿には重要文化財の仏像がありますが、非公開でした。

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御朱印

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▲境内の枝垂れ桜

 

八橋

聖護院といえば八橋ですね。

近くに西尾八ッ橋と聖護院八ッ橋の店舗がありました。

歴史ある建物ですね。

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▲西尾八橋

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▲聖護院八橋