神仏欲な日々

神仏欲(しんぶつよく)とは、神社とお寺のことが好きでたまらない、愛欲のこと。

祇園の八坂神社について

新型コロナの外出自粛の影響で寺社巡りができずブログ更新が滞っていましたか、緊急事態宣言が解除されこれから徐々に再開しようと思っています。

 

今回は京都祇園の八坂神社です。

何度もお参りしていますが、ブログで取り上げる機会がなかったのでまとめてみました。

 

f:id:kamibutsuyoku:20200328180012p:image

▲石鳥居と南楼門 夏頃

f:id:kamibutsuyoku:20200402080003j:image

▲南が正面入口です

 

八坂神社と祇園の関係

八坂神社は明治以前は祇園社(ぎおんしゃ)と称し鴨川一帯まで境内地を保有していました。

現在境内地は小さくなり、街に変わった界隈は祇園と呼ばれるようになりました。

 

歴史はとても古く諸説ありますが、656年と876年創始説が有力なようです。

f:id:kamibutsuyoku:20200402080450p:image

f:id:kamibutsuyoku:20200412133253p:image

▲西楼門 冬の頃 祇園四条通のどんつきにあるのでこちらから参拝する人が多いです。

 

御祭神

素戔嗚尊(すさのをのみこと)とその妻の櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)をはじめとする、十三座の神々が祀られています。

 

素盞嗚尊は、最高神 天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟です。

八岐大蛇(やまたのおろち)退治で有名です。八塩折之酒(やしおりのさけ)で大蛇を眠らせ退治しました。

 

映画「シンゴジラ」の"ヤシオリ作戦"はこの神話からとったものです。監督のセンスを感じます。

f:id:kamibutsuyoku:20200402145849j:image

▲本殿(重要文化財
f:id:kamibutsuyoku:20200402145854j:image

▲舞殿(重要文化財

 

 

御利益

特に○○に効くという特定の御利益は案内されておらず、家内安全、病気平癒など願い事全般を叶えてくださる神様です。

 

 

美御前社(うつくしごぜんしゃ)と美容水

境内にある美御前社には美人の誉れ高き宗像三女神(むなかたさんじょしん)がお祀りされています。

 

多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)
多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)

 

特に市杵島比売命は際立つ美貌を誇り、財福、芸能、美貌の神としての信仰があります。

 

社殿前には神水が湧き出ており、肌の健康はもとより心から美しく磨かれる「美容水」としてご女性の参拝客に人気です。

2,3滴取り肌につけると御利益があるそうです。

f:id:kamibutsuyoku:20200529211941j:image

f:id:kamibutsuyoku:20200529211946j:image

 

 

祇園祭

京都三大祭りのひとつ「祇園祭り」は八坂神社のお祭りです。1300年の歴史があります。

毎年7月1日から開かれますか今年は山鉾巡行が中止になっています。

 

祇園祭の山鉾巡行中止を発表「苦渋の決断だった」 日本三大祭り|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

 

 

御朱印

f:id:kamibutsuyoku:20200531124656j:image

▲令和元年に頂いた御朱印です。

 

f:id:kamibutsuyoku:20200604120957j:image
f:id:kamibutsuyoku:20200604120952j:image

▲西楼門の狛犬