お腹いっぱいになるお寺 萬福寺
日本三大古橋の宇治橋を渡ります。
▲宇治橋
黄檗山萬福寺は1661年に中国僧 隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師 によって開創された、黄檗宗の大本山です。
京都にあるお寺としてはかなり新しいお寺です。
▲総門
禅師は中国明朝時代の臨済宗を代表する僧で、中国福建省福州府福清県にある黄檗山萬福寺のご住職をされていました。その当時、日本からの度重なる招請に応じ、63歳の時に弟子20名を伴って1654年に来朝されました。宇治の地でお寺を開くにあたり、隠元和尚は寺名を中国の自坊と同じ「黄檗山萬福寺」と名付けました。
その後、幕府の政策等により、宗派を黄檗宗と改宗し現在に至ります。日本でいう「禅宗」は、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の三宗に分類されています。出典 萬福寺HP
▲三門
▲伽藍
三門をくぐって、その広さに驚きました。
お堂もたくさん建っています。
▲布袋尊 立派なお腹です(^^)
寺の玄関として設けられた天王殿におられます。弥勒菩薩の化身(けしん)です。
▲韋駄天(いだてん)像 かっこいいです。
▲四天王像の多聞天(たもんてん)
珍しく撮影自由なお寺です。
▲大雄宝殿(だいおうほうでん) 萬福寺の本堂です。
▲本尊の釈迦牟尼佛(しゃかむにぶつ)
▲両単に十八羅漢像が安置されています。
▲羅睺羅尊者(らごらそんじゃ)坐像
両手で腹を開き、中から仏の顔が!∑(゚Д゚)
十八羅漢の中でいちばん目立ちます。
残念ながらこの日は国立東京博物館に出張してました…
▲ 香炉 すべてが中華風です。
▲開版(かいばん) 木魚の原形だそうです。
▲このように時を報じます。
▲回廊
▲御朱印 布袋尊と書かれています。
広い境内、たくさんの中華風のお堂と仏像。
萬福寺は見どころ豊富で、お腹がいっぱいになるお寺でした。