襖絵とお庭が素晴らしい門跡寺院 〜青蓮院門跡〜
京都東山にある青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)を参拝しました。
見どころは襖絵とお庭です。
襖絵
受付をして少し進むと鮮やかな蓮の襖絵がある華頂殿に入ります。
▲襖絵の上には三十六歌仙額絵がありました。
▲襖絵は木村英輝さんの作品です。
赤、青、黒、水色の蓮が鮮やかに描かれています。トンボやカエルがかわいいですね。
相阿弥の庭園
華頂殿から望むのが相阿弥の作の庭園です。
縁側に腰掛けてお庭をゆったり眺めることができます。
▲奥に見えるのが龍心池です。
宸殿(しんでん)
宸とは天子の住まいや天子に関する事柄に添える語です。
宸殿は天皇家からの出家者が座る公式行事が行われる建物です。
宸殿前は苔に覆われたお庭があり、右近の橘、左近の桜が配置されています。
京都御所の紫宸殿にならい植えられています。
雛人形の飾りにもありますね。
▲右近の橘 奥に楠の大木があります。
▲左近の桜 もうすぐ開花です。
▲こちらが京都御所の右近の橘左近の桜です。
御朱印
曼陀羅は2m四方の掛軸で中心に熾盛光如来を表す梵字が描かれているそうです。
非公開のため見ることはできませんでした。
京都五箇室門跡
青蓮院門跡、妙法院門跡、三千院門跡、曼殊院門、毘沙門堂門跡は天台宗の京都五箇室門跡と呼ばれ古くから皇室と関わり深く格式の高い寺院です。