仏像界No.1イケメンがトーハクに登場です。
東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」
▲東京国立博物館HP
3月26日から、東京国立博物館で京都にある東寺の至宝を集めた特別展が始まりました。
ポスターから判る通り、見所は仏像です!
京都と言えば東寺
新幹線で京都駅に着くと、駅の南側に大きな五重塔が見えます。そこが東寺です。
五重塔は知っているけど、行ったことがある人は少ないのではないでしょうか。
しかし、仏像ファンにとっては聖地なのです。
東寺は796年に平安京の国家鎮護の寺として創建されました。正式名は「八幡山 教王護国寺」です。
823年に嵯峨天皇から空海(弘法大師)に管理が任され真言宗の総本山になりました。
立体曼荼羅
空海はそれを三次元で表現してしまいました。それが講堂にある「立体曼荼羅」なのです。
15体集結
講堂には21体の仏像が安置されていますが、今回の展示では15体も東京へやって来ました。
中でも、仏像界No.1イケメンの誉れ高い帝釈天がいます。
今回の目玉は仏像たちを全方位360°から見られることです。
普段仏像は、講堂の決まられた場所に安置され、参拝者は正面の拝観エリアから拝観します。したがって、エリアから離れた仏像は、小さくてよく見えません。
しかし、博物館ではすぐ近くから全方位で見学できるので、後ろ姿もしっかり見ることができます。
空海の書も展示
仏像以外にも様々な寺宝が展示されています。
おすすめは、空海の書「風信帖(ふうしんじょう)」と「両界曼荼羅図」および「十二天図」です。いずれも国宝です。
最後に
展示会のポスターを初めて見たときの感想は、「アベンジャーズ だ・・・」でした。
力を合わせ悪を倒すアベンジャーズ 、力を合わせ衆生を救う仏たち。
個性的なメンバーがたくさんいます。
▲出典「アベンジャーズ エンドゲーム ポスター」
▲出典「特別展 東寺 HP」