神仏欲な日々

神仏欲(しんぶつよく)とは、神社とお寺のことが好きでたまらない、愛欲のこと。

お伊勢参り

夏休みを利用してお伊勢参りに行って来ました。

1日目は外宮(げくう)と月読宮(つきよみのみや)にお参りしました。

 

豊受大神宮(外宮)(とようけだいじんぐう  げくう)

天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお食事を司る神、豊受大神(とようけおおみかみ)がおまつりされています。内宮(ないくう)創建から500年後に、丹波国から山田原(やまだのはら)に引っ越したそうです。今から約1500年前のことです。

伊勢市の市街地にあります。広い駐車場があります。JR伊勢市駅から徒歩5分、近鉄宇治山田駅から10分のところです。

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▲表参道火除橋

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▲一の鳥居

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▲古殿地(こでんち)遷宮前の社殿が建っていた場所です。

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▲正宮

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▲外宮の御朱印  印のみのとてもシンプルな御朱印です。

 

多賀宮(たかのみや)

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▲出典「伊勢神宮HP」

多賀宮は外宮に所属する別宮で、境内にあります。ご祭神は、豊受大御神の荒御魂(あらみたま)。

神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂(にぎみたま)」と言います。それに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。

外宮内の別宮は他にも、土宮(つちのみや)と風宮(かぜのみや)があります。 

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▲風宮

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▲土宮  出典「伊勢神宮HP」

 

月読宮へ行く前に外宮の隣にある「中むら」さんで伊勢うどんを食べました。今回初めて冷やし伊勢うどんを食べました。冷やすと麺がもちもちしてオススメです。

 伊勢うどん

 

月読宮(つきよみのみや)

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外宮と内宮の中間地点にあります。

今回初めてお参りしましたが、天気が良かったせいもあり、静かでとても良い場所でした。パワーが高いと思います。

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ご祭神は月読尊(つきよみのみこと/つくよみのみこと)です。天照大御神の弟神で「月を読む」と記すとおり、月の満ち欠けを教え暦を司る神です。もうひとりの弟神、素盞嗚尊(すさのおのみこと)はヤマタノオロチ退治でとても有名ですが、月読尊は古事記日本書紀にあまり登場せず活躍に乏しい神です。

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▲出典 伊勢神宮HP

社殿が4つ並んでいます。右から②月読荒御魂宮、①月読宮、③伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)、④伊佐奈弥宮(いざなみのみや)の四別宮が並んで鎮座し、①から④の順にお参りするのが一般的です。③は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)④は伊弉冉尊(いざなみのみこと)をお祀りしています。

月読尊は、黄泉の国から脱出した伊弉諾尊が禊(みそぎ)をした際、右目を洗って生まれた神です。また、伊弉諾尊伊弉冉尊は夫婦なので、親子が一緒の場所にお祀りされています。

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▲月読宮の御朱印

 

この日はこれでお参りは終了です。早めに鳥羽のホテルにチェックインして、ゆっくり温泉につかりました。