興福寺中金堂落慶法要
これ、絶対に行きます!
天平の威容 300年ぶり復活 興福寺中金堂の再建完了 :日本経済新聞
▲記事の中の映像は必見です!
300年振りに興福寺の中金堂が再建されました。
10月7日から落慶法要が行われます。
ただし、一般公開は10月20日からです。
気になるお堂の仏像ですが、
本尊が江戸時代に作られた釈迦如来坐像。
脇侍は薬王菩薩、薬上菩薩立像。
共に、仮金堂安置されていました。
須弥壇の周りには、南円堂にある四天王が引っ越して来ます!(驚き‼︎)かつては中金堂にあったそうです。
その他何体か安置されるようですが、それは楽しみにとっておきます。
国宝館にいる阿修羅くんにも久しぶり会いたいです。
▲手前が五重塔、奥が南円堂
都路里と祇園辻利と辻利
更新が滞り反省です(*´ω`*)
今回はわたしが大好きな抹茶スイーツの「つじり」ついて意外な事実を知ったので、まとめました。
都路里(つじり)
京都の抹茶スイーツ処と言えば、都路里ですよね。
↓HP
1978年(昭和53年)にオープンしたので、今年が40周年です。
京都の東山界隈を散策するときは、高台寺店ヘよく行きます。抹茶ソフトは味が濃くて絶品です。
▲出典 都路里HP
祇園辻利(ぎおんつじり)
察しが良い方はもうおわかりだと思いますが、都路里は祇園辻利が始めたお店です。
↓HP
1860年(萬延元年)、初代・辻利右衛門か山城国宇治村(現・京都府宇治市)にて宇治茶の製造と販売を開業したことに始まります。
辻利
2017年4月、京都タワーに辻利のカフェがオープンしました。
▲出典 辻利HP
最近まで都路里の姉妹店と思っていました。
しかし、そうではなかったのです。
↓HP
こちらの辻利も、1860年(萬延元年)辻利右衛門が宇治で創業したとあります。祇園辻利と同じ歴史です。どうやら、暖簾分けがあったようです。
祇園辻利と辻利の違いはウィキペディアに記事があるので、そちらを参考にしてください。
次回の京都訪問では、都路里と辻利のパフェ食べ比べをしたいと思います。
楽しみが増えてうれしいです。
貴船神社は女性に大人気です
貴船は古くから「氣生根」とも記され、氣力の生じる根源の地として崇められたパワースポットです。
貴船神社
本宮
御祭神は高龗神(たかおかみのかみ)です。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子神、水の供給を司る神です。
また、平安の女流歌人・和泉式部が夫の心変わりに悩んで参詣し、切ない心情を歌に詠んで祈願したところ、ほどなくして復縁成就した逸話が残されています。そこから、縁結びの神として有名になりました。
▲本殿 女性グループとカップルで行列ができていました。
▲水浮かべると文字が浮き出るおみくじ
▲青もみじの絵馬
結社(ゆいのやしろ)
本宮から貴船川の上流へ5分ほど歩くと結社があります。
磐長姫命(いわながひめのみこと)が祀られています。
こちらが縁結びの神様です。
奥宮(おくみや)
さらに上流に上がると、奥宮があります。
広場のような境内の奥に小さな拝殿と本殿があります。
こちらにも高龗神が祀られています。
広場の真ん中に立つと風がとても心地よかったです。
▲御朱印
貴船のグルメ
貴船と言えば川床ですが、少しお高いので今回は気楽なグルメを楽しみました。
鳥居茶屋
▲鮎茶漬け(並)です。
兵衛カフェ
なんと川床でカフェできるお店です。
料理旅館兵衛さんのカフェです。川床もされているのでその一角をカフェとして開放していました。
飲み物代プラス¥500で、贅沢かつゆったりした時間を過ごせました。
お店のホームページには、川床カフェは紹介されていなかったので、期間限定だと思います。
鞍馬寺から貴船神社へ歩いて行く
新緑の季節、とても気持ちがいいので、鞍馬寺から貴船神社へ鞍馬山の山道を歩いてきました。
その前に、鞍馬寺寺内にある由岐神社を紹介します。
▲鳥居と山門
▲本殿 天狗みくじがあります。
「鞍馬の火祭り」が行われる神社です。かがり火で山一面が赤く染まる勇壮な祭で、京都三大奇祭のひとつとして有名です。
▲御朱印
木の根道
霊宝殿前の小さな広場が山道の入口です。
そこから階段になっている山道を登って約10分。木の根道が現れます。
山道を少しだけ左手にそれたところにあります。地面のすぐ下が固い岩盤のため、杉の根が地中に潜れず地表に出ています。
とても神秘的でした。
僧正ヶ谷不動堂
木の根道から5分ほど歩くと、僧正ヶ谷不動堂に着きます。
牛若丸が鞍馬天狗と出会った場所です。
牛若丸はここで天狗から武芸と兵法を学びました。
近くに義経堂があります。
奥の院・魔王殿
僧正ヶ谷からは少し下りになります。
15分ほど歩くと奥の院・魔王殿に着きます。
650万年前に金星から護法魔王尊が地球に降り立った場所とされています。
魔王尊は金星人だったのですね。
山道は階段が整備されていて歩きやすいです。
野鳥のさえずりが心を癒します。
魔王殿から貴船はずっと急な下りです。
時々、杉の大木が倒れています。
磁場が乱れているらしく、捻れた木が多くあるそうです。
貴船川に到達です。
上流には川床がオープンしていました。
鞍馬の毘沙門天
▲仁王門
鞍馬寺
天狗と牛若丸伝説で有名なお寺です。
昔から神聖な場所とされており、都の北方守護のお寺として重要視されていました。
パワースポットとしても有名です。
奈良時代末期の770年に、鑑真和上の高弟・鑑禎上人が毘沙門天を祀る草庵を結んだのが始まりとされる古刹です。
▲山門の看板
▲山門をくぐると緑の階段です
尊天
鞍馬山の信仰は、宇宙の大霊であり大光明・大活動体である 「尊天」を本尊と仰いでいます。
月輪の精霊―愛=千手観世音菩薩
太陽の精霊―光=毘沙門天王
大地の霊王―力=護法魔王尊
の姿であらわして、この三身を一体として「尊天」と称しています。
この教えは他のお寺にはない、大変めずらしいものです。
国宝 毘沙門天三尊像(びしゃもんてんさんそんぞう)
毘沙門天像は霊宝殿に安置されています。
両脇に吉祥天(きっしょうてん)と善膩師童子(ぜんにしどうじ)がいます。吉祥天は毘沙門天の奥さんで、童子その子供です。
三尊像としては最古の作例で、三体とも国宝に指定されています。
毘沙門天は北方の守護神なので、鞍馬寺の本尊になったようです。
毘沙門天像の特徴は、目・体格・ポーズです。
目
目がとても変な形をしています。
目頭がふたつあり、睨みつけるような眼差しをしているので、ありえない目になっています。
しかし、それが愛嬌になって親しみを感じます。
▲出典「講談社 日本の仏像」
体格
体格はガッチリしています。
特に、足腰が太くて頼りがいがあります。
ポーズ
一般的な毘沙門天のポーズとは違い、左手を目の上にかざし、遠くを見つめています。他に例はないと思います。
ただし、左手は後補なので、以前は一般的なポーズではないかと推測されています。
変な目に注目してもらいたくて、左手を変更したのではないかと思います。
吉祥天と善膩師童子
▲出典「講談社 日本の仏像」
毘沙門天とは対照的に穏やかな表情をしています。
霊宝殿には、あと三体の毘沙門天立像と聖観音立像が安置されています。いずれも見応えがある仏像です。
▲本堂前の絶景です。
▲御朱印
青もみじ御朱印巡り
京都と言えば紅葉がとても綺麗ですね。秋の京都はとても魅力的です。食事も美味しいですし。
▲イメージです。
しかし、ベストシーズンがゆえにとても混んでいます。平日でも紅葉狩りの観光客でどこもいっぱいです。
さらに、最近は海外からの観光客が加わり、大変なことになっています。
それに比べ初夏は、花の盛りが過ぎ、少し人出が少ない気がします。
また、楓などの紅葉が綺麗な木々には、新緑が芽吹き、生命感に溢れとても爽やかです。
なので、私はゴールデンウィークに京都へ出かけることが多いです。新緑の中を仏像巡りです。
それに目をつけたJR東海が、キャンペーンを実施しています。
▲出典 JR東海HP
http://souda-kyoto.jp/tokusyu/early_summer/2017/index.html
新緑の中に佇む古いお寺を訪れると、悠久の時を感じます。
お経と仏像の深い関係
仏像の姿形は、仏様によって決まっています。
菩薩なら、髪を結い上げ、アクセサリーをたくさんつけてゴージャスです。
天部は服装が比較的自由な感じですが、身体的特徴は決まっています。
なぜ決まっているのか?
それは、お経に書いてあるからです。髪型、服装、身体的特徴など、かなり詳細に書かれています。
とういうことで、経典のことが知りたくてこんな本を買いました。
楽しみです。
般若心経について、以前こちらの記事を書いたのでご覧ください。