女性におススメ!京都癒しのパワースポット 〜下鴨神社〜
今回は、女性に大変人気があり、京都イチの癒しパワースポットの(個人的見解です)下鴨神社へ行って来ました。
▲楼門(重要文化財)
賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)
下鴨神社の正式名称です。
鴨川の下流にまつられているお社なので「下鴨さん」とか「下鴨神社」とよばれています。
▲鳥居
御祭神
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)西殿
玉依媛命(たまよりひめのみこと)東殿
賀茂建角身命は、古代の京都をひらいた神さまです。京都の守護神としてまつられています。
ご利益は、五穀豊穣、殖産興業、身体病難解除、勝利の神、学業成就、交通、旅行、操業の安全など、多方面にわたります。
玉依姫命は日本の初代天皇である神武天皇の母親となる神さまです。
縁結び、安産、水の神としてご利益があります。
▲本殿手前の門
▲門をくぐると目隠し?の壁があります
▲本殿
▲本殿の前には干支の守護神として、言社(ことしゃ)があります
井上社(いのうえしゃ)
本殿の東側に、みたらし川と呼ばれる小さな川が流れています。
川は池につながり、そのそば井上社があります。
井戸の上にあるので、その名前がつきました。
別名は御手洗社(みたらししゃ)です。
▲みたらし川
▲井上社とみたらし池
井上社のそばに売店があり、そこで「水みくじ」をひけます。
何も書いていないおみくじを選んで、みたらし池に浮かべると文字が浮きあがります。
相生社(あいおいのやしろ)
相生社は、縁結びの御霊験あらたかな社として、古代から格別の信仰を集めています。
古事記にも記述があるそうです。楼門の手前に鎮座します。
御祭神は「産霊神」(むすひのかみ)です。
このお社の左側に「連理の賢木(れんりのさかき)」が祀られています。
▲連理の賢木
映像ではわかりにくいですが、2本の木が途中で1本に結ばれ、その根元に、子供の木が芽ばえています。
現在のご神木は4代目となり、代を次いで境内「糺の森」に生まれているそうです。
とても不思議ですね。
媛守(ひめもり)
相生社のそばにある売店には「媛守」と呼ばれる、女性専用の可愛いお守りが販売されていました。
御朱印
5冊目の御朱印帳をこちらで購入しました。
葵と菊の文様に趣きがあります。
まだまだ記事はありますが、長くなるのでつづきは次回のブログにします。
上野恩賜公園で寺社仏閣巡り ー上野東照宮ー
上野大仏の参拝ののち、上野東照宮に参拝しました。
大仏から歩いて5分くらいです。
歴史
1627年(寛永4年)に創建した神社「東照社」が上野東照宮の始まりです。
1646年(正保3年)には朝廷より正式に宮号を授けられ「東照宮」となりました。
▲大石鳥居(重要文化財)
御祭神
東照宮とは徳川家康(東照大権現)を神様としてお祀りする神社です。
日光や久能山の他、全国に数多くあります。
▲門
御利益
出世、勝利、健康長寿に特に御利益があるとされ信仰されています。
▲唐門(重要文化財)
▲狛犬
▲銅灯籠(重要文化財)諸大名から奉納されました。
公園と寛永寺について
寛永寺は、寛永2(1625)年に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に、建立されました。
将軍家の菩提寺となり、江戸時代には格式と規模において日本随一の大寺院となりました。
しかし、幕末の上野戦争で多くの建物が焼失し、明治になって公園に生まれ変わりました。
▲御朱印
上野恩賜公園で寺社仏閣巡り ➖上野大仏 ➖
東京の上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)には、東京国立博物館や上野動物園をはじめ様々な文化施設がありますが、お寺と神社もあるのです。
博物館の後にお詣りしたので、ご紹介します。
上野大仏
公園内に大仏の看板があります。
しかし、あたりを見渡しても大仏らしき建造物はありません。
看板横に短い階段あるので、それを登ると見えたのは仏塔(ストゥーパ)です。
▲仏塔 ここでは英語名のパゴダと呼んでいます。
パゴダから視線を左に移すと・・・、ありました。
上野大仏です。
といっても、顔だけです。
寛永八年(1631)に作られた釈迦如来の大仏は、度々罹災しましたが、その都度復興されました。
しかし、関東大震災により首が落ち、第二次大戦時には、軍の供出令により胴体を徴用され、顔のみが残されました。
大仏殿の跡地には薬師如来を祀るパゴダ(仏塔)が建立され、今はその隣にお顔のレリーフがあります。
胴体を失ったお顔は、「もうこれ以上落ちない」と受験生の間で話題になり、合格祈願のスポットになりました。
▲大仏の横には合格祈願の絵馬が奉納されていました。
▲パゴダには薬師如来が安置されています。
▲大仏とパゴダは大仏山と呼ばれる小さな丘の上にあります。
▲御朱印です。 カバンの中でくしゃくしゃになってしまいました。
イケメン仏像に会いに行きました 〜東京国立博物館~
▲帝釈天 約1200年前に作られたとは思えないカッコ良さです
東京国立博物館の特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」へ行きました。
仏像曼荼羅とは
密教の曼荼羅図を、三次元で表現したのが仏像曼荼羅です。立体曼荼羅とも言います。
約1200年前、空海が京都にある東寺の講堂に作りました。
▲国宝 胎蔵界曼荼羅図(たいぞうかいまんだらず) 東寺蔵
15/21
立体曼荼羅は21体ありますが、そのうち、15体が東京へ出張しています。
国宝仏が11体、重文の仏が4体です。
東寺は今とても寂しい状況だと思います。
撮影OK!
▲三つ目です。額の真ん中にも目があります。
▲帝釈天は象に乗っています
イケメンの帝釈天限定ですが、写真が撮り放題です。
一般の人が国宝仏を撮影できることは滅多にありません。(奈良と鎌倉の大仏は例外ですが)
博物館の英断に拍手を送りたいです。
ツーショット写真も可能です。
後ろ姿も堪能
▲帝釈天の背中と象さんのお尻
お堂では、須弥壇と呼ばれるステージみたいな場所に、壁を背後にして安置されているので、背中を観ることはかないません。
博物館では、360度全方位から拝観できるので、後ろ姿もじっくり拝めます。
降三世明王像には、後頭部にも顔がありました。
今回初めて観ることができました。
とにかく近い
手を伸ばせば触れる距離に展示されているので、細かな細工もじっくりと鑑賞することができます。
お堂には21体もいるので、須弥壇がとても広く、奥の仏像は雰囲気を楽しむだけですが、お顔をじっくり鑑賞することができました。
美術品も充実
仏像以外にも、貴重な法具や仏画がたくさん展示されています。
そちらにも、国宝が数多くありますので、見どころは満載です。
曼荼羅も数点展示されています。
解説が充実しているので、見応えがありました。
私のお気に入りは、「十二天屏風」です。
日天、月天、風天、水天など、個性的なメンバーが揃っています。
6月3日までです
まだ、間に合います。
金曜日、土曜日は21時まで開館しており、夕方はすいているそうですので、ぜひご覧ください。
▲本館 常設展も見どころ満載です
▲この日は快晴でしたが、真夏日でバテました〜
令和元年、京都の青もみじ巡り 〜曼殊院門跡
記念すべき令和元年元日は、京都の青もみじを楽しみました。
曼殊院門跡(まんしゅいんもんせき)
京都市左京区一乗寺にある、天台宗のお寺です。「小さな桂離宮」ともいわれています。
門跡とは
天皇や皇族が住職を務めていた寺院を特別に門跡と呼びます。
京都には13の門跡寺院があります。
曼珠院、知恩院、青蓮院、妙法院
三千院、聖護院、実相院、仁和寺
大覚寺、毘沙門堂、随心院、勧修寺
三宝院
わたしはまだ、五寺院しか参拝していません。
いつかは、全て巡りたいです。
天皇ゆかりの寺院ということで、一部の寺宝が特別公開されていました。
歴史
延暦年間(728~806)、最澄により鎮護国家の道場として比叡の地に創建されたのが曼殊院のはじまりです。
その後、数回の移転を経て、明暦二年(1656)八条宮智仁親王の第二皇子良尚法親王が入寺し、現在の地に堂宇を移し造営されたのが今日の曼殊院です。
庭園
初夏は青もみじがとても綺麗です。
今は霧島ツツジの赤い花が満開でした。
雨が降っていましたが、濡れた青もみじはより一層瑞々しさ増して、大変素敵でした。
絵画
国宝の「黄不動」をはじめ、狩野永徳の襖絵などが多く所蔵しています。
▲御朱印
紅葉の時期は多くの人が訪れますが、今の季節はそれほどでもないので、ゆっくり参拝できます。
桜満開の京都 〜建仁寺〜
春の京都訪問。最後に訪れたのが、建仁寺です。
場所
昔ながらの京都の雰囲気を彷彿とさせる、祇園の花見小路通の南のどんつきにあります。
通りは海外からの観光客の人気も高く、人通りがすごいことになっていました。
歴史
京都最古の禅寺です。
建仁2年(1202年)将軍源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として建立されました。
山号を東山(とうざん)と称します。
京都五山第三位のお寺です。
方丈(ほうじょう)
方丈にある枯山水の庭園は見事です。「大雄苑(だいおうえん)」と言います。
縁側に座ってまったりするのは、大好きな時間です。
重要文化財に指定されています。
また、方丈には海北友松(かいほうゆうしょう)によって描かれた雲龍図襖絵の複製など、各部屋の襖や壁に見ごたえがある絵画があります。
法堂(はっとう)
本尊の釈迦如来座像と脇侍に迦葉(かしょう)尊者・阿難(あなん)尊者が祀られています。
迦葉と阿難を脇侍とする釈迦三尊は大変珍しいです。
天井には平成14年(2002年)創建800年を記念して「小泉淳作画伯」筆の双龍が描かれています。
風神雷神図
▲京都国立博物館の国宝展にて
現在は京都国立博物館に寄託しているので、本物は見ることができません。
しかし、2種類のレプリカがあるので、雰囲気は味わえます。
▲御朱印 拈華堂(ねんげどう)は法堂の別称です。
▲三門 「御所を望む楼閣」という意味で「望闕楼」と名づけられています。
桜満開の京都 〜京都 熊野神社〜
聖護院門跡の近くにある京都 熊野神社にお参りしました。聖護院から歩いて5分くらいのところにあります。
歴史
811年(弘仁2)修験道の日円上人がこの地に紀州熊野大神を勧請したのが始まりです。
京都三熊野(当社・新熊野・若王子社)の最古社で、聖護院の守護神でもあります。
かつては鴨川までいたる広大な土地があったようですが、現在はこじんまりとして、親しみやすい神社です。
御祭神
▲本殿
本殿に伊弉冉尊(いざなみのみこと)、相殿(あいどの)に伊弉諸尊(いざなぎのみこと)、天照大神、速玉男尊(はやたまのをのみこと)、事解男尊(ことさかのをのみこと)を祀っています。
御利益は、縁結び・安産・病気平癒です。
京都十六社朱印めぐり
古都の町中に点在する十六の古社を訪ねる御朱印巡りです。熊野神社も選ばれています。
あきたりの観光旅行では分からない、もう一つの京都が見えてきくるそうです。
詳しくはこちら↓
京都十六社 朱印めぐり | ありきたりの「京都観光」に飽き足らないあなたに
八咫烏(やたがらす)
熊野神社の神使、つまり神の使いは三本足の八咫烏なので、至る所にカラスがいます。
八咫烏はサッカー協会のトレードマークなので、ジャパンブルーのお守りも置いてありました。
境内の外には出店が出ていました。